【書評・感想】これからの生き方図鑑

書評

どうも、31等星です。

今回は精神科医の樺沢紫苑先生が書かれた『これからの生き方図鑑』を読んで、実際にやってみたいと思ったことをまとめてみます。

樺沢先生は常々「学んだことをアウトプットするのが大事」と言っているので、僕もアウトプットすることにしました。普段から樺沢先生が仰っている「食事・睡眠・朝散歩」には今回は触れていません。

それでは早速。

概要と感想

何をするとこれからの人生が良くなるか、楽しくなるかがたくさん書かれた本です。

全部で47個の方法が紹介されていました(都道府県と同じ数なのはたまたまなんでしょうか)。

47個全てをやる必要はないですし、年齢・職業・立場によってどれが刺さるかがかなり異なるので、ぜひこの本を読んでみて自分に合うものを探してみてください。

以下では

  • 僕がやってみたいこと
  • 印象に残ったこと

を、僕の意見・知識も含めてまとめていきます。

やってみたいこと

スキマ時間を活用する

15分でできるタスクを用意して、15分のスキマ時間ができたらそれをすると良いとのことでした。

遊びでも同様に、15分のスキマ時間用の娯楽(例えば好きな動画1本など)を用意しておくと良いそうです。

これはもう少し応用して「スキマ時間に応じたタスクを用意しておくのが良い」と個人的には思いました。

例えば、

  • 5分時間が空いたらやるタスク
  • 15分時間が空いたらやるタスク
  • 30分時間が空いたらやるタスク

の3パターンを用意して、スキマ時間にそれをはめ込むイメージです。

というわけで、プライベートと研究(仕事)でそれぞれスキマ時間でやるタスクを考えてみました。

以下にまとめてみます。

プライベートの場合

  • 5分
    • 読書
    • 瞑想
    • ゴミを捨てる
    • 好きな曲を1曲聴く
  • 15分
    • ストレッチ
    • 筋トレ
    • ブログ執筆
    • 英語の勉強
  • 30分
    • 趣味(楽器演奏)
    • 近所に散歩

研究の場合

  • 5分:メールチェック
  • 15分:論文に目を通す
  • 30分:30分以上あれば普通に研究する

もう少し良い時間の使い方がありそうだけど、とりあえずはこんな感じで。また思いついたら追記しよう。

行動できる人になる

目標を細分化して最初の一歩をできるだけ小さくすると良いという話。

巷でよく言われるやり始めたらやる気が出る「作業興奮」のことですね。

わかってはいるけど、その最初の1歩が大変。難しいところです。

最初の1歩を頑張るための方法として「開始時間の〆切を設ける」というものが『Action! トヨタの現場の「やり切る力」』で紹介されていました。これを強く意識して日々生きていきたいです。

忙しい時は多忙を乗り切るゲームだと思う

仕事を楽しくこなすために使われる「ゲーミフィケーション」の考え方(仕事に集中する方法についてまとめたこちらの記事でも紹介しています)。

ゲームの製作者がプレイヤーを熱中させるためにゲームに取り入れている要素を日常に取り込む考え方のことです。

多忙という敵をクリアするクエストだと思って挑むというマインドが大事というお話。

ちなみに、ゲーミフィケーションの要素には他にも

  • 報酬がわかりやすい
    (やったことに対するフィードバックがすぐ返ってくる)
  • タイムアタック要素が入っている

などがあるので、仕事をする時はそれらを取り入れると良いようですね。

ゲーミフィケーションについて書いた本(ゲーミフィケーションという言葉自体は使われていないけど)『人生ドラクエ化マニュアル』は結構面白かったです。

ドラクエを作っていた会社に勤めていた方が書いた本なのですが、全体的な文体が面白かった記憶があります。

最初の方のページに「5000円のゲームに負ける人生で良いのか!?」みたいに書いてあったのが印象的でした。

本のタイトルは一見胡散臭い気もしますが割とオススメです。

60点で満足する

世の中だいたいの物事は100点になることはないので、60点くらいまでできたら満足しましょうというお話。

これは完璧主義・減点思考になりがちな僕にとってすごく大事な内容でした。

普段の仕事の進捗は大体理想の6割くらいなので、「4割足りなかった」ではなく「6割できた」にフォーカスしていきたいですね。

この話は、「コップに水が半分入っている時に『半分も残っている』と考えるか『半分しか残っていない』と考えるか」という有名な話と同じですね。

もちろん6割の出来で満足し切ってしまってそれ以上改善しようとしなくなるのは問題ですが、6割できた自分をちゃんと褒めていきたいです。

もし6割以上できたら最高、もし目標の10割を達成できたら自身を神と崇めたい。

その他印象に残ったこと

キャンプをする時は有給をとって2泊3日にする

1泊2日の場合は移動や片付けなどを考慮すると遊べる時間は1日分程度ですが、2泊3日の場合はそれが2日分になるので、1泊増やすだけで遊べる時間が実質2倍になるという主張。「確かに!」と思いました。

1泊2日と2泊3日で遊べる時間が2倍も変わると思うと、ぜひとも休みを合わせて出かけたいですね。僕と一緒にどこかに出かける人はぜひ2泊3日で遊びましょう。

抜けないトンネル理論

ゴールが見えない状態でずっと進み続けるのは大変だから、トンネルを抜ける直前が1番苦しいというお話。

このマインドは、何かを頑張って達成したい時に役立ちそうです。

この話は「夜明け前が1番暗い」というどこかで聞いたことのあるセリフとコンセプトは同じですね。

夜明け前も日没後も暗さは同じだと思うけど(マジレス)。「1番寒い」なら納得できるので、このフレーズは「夜明け前が1番寒い」に変更しましょう。

まとめ

本記事では樺沢紫苑先生が書かれた『これからの生き方図鑑』でやってみたいことをまとめてみました。

こういった本は行動に移すことが何よりも大事なので、しっかり行動してきたいです。

あと、この本は年齢・職業・立場によって刺さる内容が大きく異なるので、またしばらくしてみたら読み直してみたいです。

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