(導入や挨拶なしで早速本題↓)
研究室に留学生(以下S)がやってきた。
僕がまだ英語をほとんど喋れなかった修士1年の秋の話。
当時のSは日本語をほとんど知らず日本の文化もあまり詳しくなかった。
Sが日本に来てから1ヶ月くらい経ったある日、僕たちは同じ学会に参加していた。
昼休憩のタイミングで僕がどら焼きを食べていた時、Sの目には和菓子が不思議な食べ物に映ったからか「何を食べているの?」と英語で聞いてきた。
「どら焼きって食べ物だよ」と答えると、Sは「中に入っているのは何?」と続けた。
僕は「あんこが入っているよ」と答えはしたけど、当時は英会話力が高くなかったためあんこが何なのかを上手に説明できなかった。
そこでSは「アンコ…」と呟きながら目の前にあった自分のノートパソコンで画像検索を始めたんだけど、その時に打ち込んでいたスペルがなんと…
「unko」
僕は慌てて止めた。
「No, no, no, no!綴りはa!uじゃない!a、n、k、o!」
確かにuncleとかumbrellaとかの単語はuでアっぽく発音するけど。
危うくunkoの入ったお菓子を食べる変態ジャパニーズだと勘違いされるところだった。
当時はまだSがどういう人間かわかってなかったから念のため止めておいたけど、今だったらあえてそのまま検索させて「What are you showing on your laptop? lol」とか言っていただろうなぁ。
おしまい。
しょうもない話を読んでくださってありがとうございます。
初の試みでちょっと短めの記事を投稿してみました。
今後こういう短い記事も書いていくかもしれません。
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