ターン制の飲み会をしたい

日常

最近読んだ本、見た映画、行った飲食店などでオススメのものを、ターン制でお互いに紹介し合うだけの飲み会みたいなのをしたい。

これは僕が何年か前にTwitterでツイートしたものだ。

フォロワーがリアルの知り合いのみで構成されているアカウントで、当時のフォロワー数は100人前後だったと思うけどその中で10人以上がいいねをしていた。

意外と共感する人が多かった内容なんだろう。

せっかくだから僕が「ターン制の飲み会をしたい理由」をいくつか綴ってみようと思う。

ターン制の飲み会をしたい理由1

まず1つ目。

飲み会の時にうっすらと感じる「最大公約数的な話題を選ばないといけない雰囲気」を煩わしく感じる時があるからだ。

飲み会みたいに複数人(具体的には4人以上)で会話をする時は、どうしてもみんながある程度知っている話題を選ばないといけない。

例えば、参加者5人の飲み会をしている時に『進撃の巨人』の最終回の話で盛り上がっているとしよう。

その中で5人中4人しか『進撃の巨人』を知らなかった場合、残りの1人が話についていけなくなってしまう。

もちろんこの場合は4人の内の誰かがその1人に対して、盛り上がりの理由が何となくわかる程度に解説をしてあげれば事足りるけど、ついついわかる人たちだけで話が盛り上がると他の人を置いていきがちだ。

そうならないように大人数が集まる場所では、全員がある程度わかる話題を選んだ方が良い。

でもそうすると今度は限定的な内容しか話すことはできない。

集まっている5人が学生時代の同級生なら、当時の思い出話とか共通の知人の話とかだろうか。

人数が増えるほど話題選びは難しくなるけど、ターン制で読んだ本・見た映画・行った飲食店などについて話せばその問題が解決されると思う。

決まった話題があれば、細かいことに気を遣わずに話をすることができるはずだ。

最近読んだ本がテーマになっている時に、自分が話をするターンなら「こんな本だったけどここが面白かった/面白くなかった」「このジャンルの本が好きなんだよね」とか言えば良い。

他の人が話をするターンならリアクションで「僕も読んだことあるけど面白くなかった/面白かった」「そのジャンルの本は読んだことないけど面白そう!他にオススメある?」とか返せば結構盛り上がる。

これと同じように、最近見た映画やアニメ、最近行った飲食店や観光スポット、最近のマイブームについて話せば全員が同じくらいにその飲み会を楽しめると思う。

ターン制の飲み会をしたい理由2

もう1つの理由。

飲み会は往々にして「よく喋る人がたくさん喋る、あまり喋らない人は喋らない」という構造が煩わしく感じる時があるからだ。

小泉進次郎みたいなことを言ってしまったけど、実際これは飲み会で陥りがちだと思う。

よく喋る人にとっては何も問題はない。

一方で、あまり喋らない人が「何か話したい話題があった時」が良くない。

よく喋る人がどんどん話してしまうことによって、あまり喋らない人の喋る隙がなくなってしまう。

喋る隙を探している間に気づけば別の話題に切り替わっていて、結局話したかったことを話せずに飲み会から帰ることになる人も少なくないだろう。

これも「ターン制」を導入すると解決されるはずだ。

そもそも、あまり喋らない人があまり喋らない理由は大きく

  • どんな話題を話せば良いかわからない
  • 他の人が話しているところに割って入っていくのが苦手

の2つだと僕は思っているんだけど、どちらも「ターン制」で解消することができる。

前者に関しては、振られた話題を話せば良いから問題ない。

後者に関しては、待っていれば自動で話すターンが回ってくるから問題ない。

という感じで、「ターン制」だと飲み会が苦手な人も飲み会を楽しむことができるはずだ。

まとめ

ここまで顕には書かなかったけど(恐らくお察しの通り)僕は飲み会で

  • 話題に置いていかれがち
  • あまり喋らない

側の人間だ。

だからこそ僕はターン制の飲み会があれば良いなぁと思っている。

もちろん「たくさん喋りたい人が好きな話題をたくさん喋る」というスタンダードな飲み会も面白いところはたくさんある。

けど「ターン制の飲み会」が世の中で少しでも流行ってくれれば、僕のようなタイプの人間(一言で言えば陰キャ)も飲み会を楽しめる確率が上がると思う。

そう思って僕はこの記事を書いてみた。

こんな感じで今回の記事は終わり。

この記事に同意をする人がいたらぜひ僕とターン制の飲み会をしましょう。

あと良かったらSNSでこの記事を共有して、ターン制飲み会を世に知らしめてくれると嬉しいです。

また次の記事でお会いしましょう。それでは。

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