こんにちは、31等星です。暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
夏と言えば院試!
というわけで今回は院試の面接についてお話しします(筆記試験は一生懸命勉強を頑張ってください)。
本記事にはどんなことを聞かれるのか、どんな雰囲気だったのかなどを綴りました。
大学院や研究科によって院試の面接の立ち位置が大きく違うので、参考程度に読んでみてください。
本題に入る前に、弊大学弊研究科の院試面接の立ち位置についてお話しておきます。
弊大学弊研究科では院試の面接は「意思確認」くらいのものでした。
そもそも面接には院試の筆記試験に合格した人だけが進めるシステム(筆記試験の次の日に合否発表、合格の場合はその日に面接)で、面接に進んだ人はほとんど合格します(なので僕や周りの人は面接の対策や準備を全くしてませんでした)。
たまーに面接で落とされる人もいますが、それは筆記試験で合格ボーダーラインギリギリだった人が、面接時に第一志望以外の研究室に入りたくないと言った場合に限るみたいです(多分)。
また、内部進学の人は面接時間が短く、僕も内部進学だったので10分程度でサラッと面接が終わりました。外部進学の人は面接時間が長めでいろいろ聞かれていたみたいです。
それと内部進学でも筆記試験がギリギリだった人は面接時間がやたらと長かった記憶があります。
面接の時には研究科の教授陣10 人くらいに囲まれながら話していました。
囲まれていたというと怖そうに思うかもしれませんが、基本的には和やかな雰囲気だった記憶です。
喋っていたのは中心にいた教員の数人と指導教員になる予定の人くらいで、半数以上はただ話を聞いているだけでした。
前置きが長くなりましたが以下では、僕が聞かれたことやそれに対する回答、また僕は聞かれなかったけど周りの人たちが聞かれたことなどをまとめておきます。
僕が聞かれたことと回答
僕が聞かれた質問は他の人もほとんど聞かれていたようです。
僕が聞かれなかったけど、他の人は聞かれた質問に関しては後述。
院試の全体の出来はどうだった?
僕は一番できなかった部分に関して「ここができなかったと思います」と答えました。
その時の教授陣(面接官)のリアクションは「そんなに悪くなかったと思うよ」みたいな感じでした。
今思えば回答がちょっと詳細すぎたのでもっと全体的な出来を答えるべきでしたね。
振り返ってみると何のための質問だったのかよくわからないですが、面接の最初に聞かれたのでアイスブレイク的なものだったですかね。
筆記試験のできなかった部分をその場で解かされるとかは一切ありませんでした。
大学院の研究室の志望はこの順番で大丈夫?その研究室が第一志望の理由は?
弊学弊研究科では第3志望まで研究室を書くことができるシステムだったので、それに関しての確認の質問でした。
回答としては「それで大丈夫です。今までのゼミや授業で面白いと思った分野が〇〇だったので~」みたいに答えました。
大学院ではどんな研究をしたい?
「〇〇?って現象の起源がよくわかってない?らしいので?そういうのの解明?とかが面白そうかなぁ?と思ってます」くらいにすごく曖昧に答えました。
学部4年生の当時はどういう研究をしたいかとかどんなことが未解決問題なのかの知識がなかったので、ものすごく低い解像度の回答をした記憶があります。
回答がすごく曖昧だったので、面接の時に現在の指導教員がちょっと笑ってました。
スパッと「こういうことがしたいです!」って答えられればカッコよかったのになぁ。
博士課程進学は考えている?
当時は研究者になるつもりだったので「はい!そのつもりで大学に入りました!」と食い気味で答えた記憶があります。
他の人もほとんど「視野に入れてます」と答えていたそうです、たとえ修士の後に就職するつもりだったとしても。合否には関係ない質問だったので正直に答えても良いと思います。
同級生の中の一人だけ正直に元気良く「修士出たら就職します!」って答えたらしく、面接官である教授の方々が笑っていたそうです。
他の大学院は併願してる?
僕は内部進学単願だったので「してないです」だけ答えました。
他の人が聞かれた質問
面接後に友人から聞いた僕が聞かれなかった質問です。
どこの大学院を併願してる?
他の大学院も併願している人は
- どこの大学のどの研究室か
- どっちも合格したらどっちに進学するか
などを聞かれたみたいです。
おそらくこれは研究室ごとの人数調整のための質問だと思います。
だから一般的な就活みたいに「御社が第一志望です!」って嘘をつかなくても大丈夫なのかなぁと思います。
第二志望の〇〇研究室でも良い?
筆記試験でボーダーラインは超えているけど第一志望の研究室には入れない成績だった人は
- 第二志望の〇〇研になっても良い?
- 〇〇の分野がやりたいならうちの研究室でもできるけどどう?
なども聞かれたらしいです。
僕の授業は役に立った?
面接官のうちの1人の教授が担当していた授業について、上記の質問をされた人もいたようです。
その教授が担当していた教科は院試に直接関係ない分野だったのになんで聞いたんでしょう。真相は闇の中です。
まとめ
今回は院試の面接で聞かれたことについてまとめました。
院試の面接についての情報はあんまりネットに転がっていないので、ほんのちょっとでも役に立てばと思いこの記事を書いてみた次第です。
繰り返しになりますが、基本的には院試の面接は全体的に和やかな雰囲気で「進学の意思確認」の意味合いが大きかった印象でした。
コミュ力低めな僕でも面接対策なしで全く問題なかったので、必要以上に緊張しなくても大丈夫だと思います。
それよりも筆記試験の方が圧倒的に重要なので、ぜひそちら頑張ってください(院試面接についての記事を書いておきながら何を言う、という感じですが…笑)。
ほとんどの院試受験者にとって院試勉強は「人生で最後の受験勉強」になると思うので、筆記試験の勉強を頑張ってぜひ有終の美を飾ってください!
たくさん勉強しておけば大学院に入ってからよりラクになるはずです。
僕は「中身を理解せずとりあえず問題を解けるようにするだけ」の勉強スタイルだったので、大学院に入ってから勉強面でものすごく苦労しました…
皆さんにはそうならないように一生懸命勉強していただきたいところです。
それではまた。
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