こんにちは。
海外出張の際の地味な楽しみは機内食、どうも31等星です。
特に日本の航空会社が出してくれる機内食が好きで、「庶民的な味付けで美味しい」という点が好きです。
個人的には1,000円くらい払ってでも食べたいクオリティだと思っています。
ちなみに海外の航空会社の機内食は日本人の口に合わなくてイマイチなことが割とありますね。前にロシアの航空会社の便で出た機内食がサンドイッチだったんですが、パッサパサだったしほとんど味がしなくて全然美味しくありませんでした… 今思うと印象に残るほどの不味さって逆にすごいですね。
そんな長い前置きはさておき、今回は海外出張で快適に過ごすための準備・持ち物などついてお話しします。
僕はこれまでに4回海外出張に行っていて、
出張の準備中に
- やっておいて良かったこと
- やっていなくて困ったこと
出張に
- 持っていって良かったもの
- 持っていなくて困ったもの
が色々あったので、備忘録も兼ねてこのブログ記事にそれらついてまとめておきました。
31等星の個人的な海外出張のスタイルを書き連ねる記事ですが、皆さんにとっても参考になる部分があれば幸いです。
参考になりそうな部分だけ抽出しながら読んでみてください。
この記事では「海外出張」と言っていますが普通の海外旅行にも共通する部分が多くあるので、プライベートで海外に行く人にも役立つ内容だと思います。
以下では
- 海外出張の前にやっておくこと
- 海外出張に持っていく物
の2つに分けてお話しします。
やっておくこと
貴重品・飛行機内で使うものをサコッシュに入れる
海外出張では貴重品と飛行機内で使うものはサコッシュに入れておくと便利です。
体の前にかけられる小さめのカバンですね。
僕はこれを海外出張の時は肌身離さず持ち歩くようにしています。
サコッシュを使うことのメリットは
- 体の前にかけられるので盗まれにくい
- 物をすぐに取り出せる
の2点です。
僕は以下の物をサコッシュに入れるようにしています。
- パスポート
- スマホ
- 財布
- クレジットカード
- 歯ブラシと歯磨き粉
- 汗拭きシート
- 耳栓
- 酔い止め(僕はそんなに酔うタイプじゃないのに、時差の調整とかで体力を使う)
- 常備薬
- コンセントの変換機
- ペンとメモ帳
それぞれについてもう少し追記します。
パスポート・スマホ・財布
これらは使用頻度が高い上に最も大事な物なので、すぐ取り出せて防御力の高いサコッシュに入れることにしています。
これらは絶対に盗まれないように、という強い意志をもちながらサコッシュに入れて常に体の前にキープしています。
クレジットカード
いつも海外にはクレカを2枚持っていっていて、1枚はすぐ取り出せるようにそのままサコッシュに入れています。
海外での支払いはほとんどクレカで行なっているので、会計が円滑に進むように取り出しやすいところに入れておくようにしています。
もう1枚は、予備として財布の中に入れています。
直接サコッシュに入れるクレカと財布に入れるクレカで分けているので、財布とは別に書いておきました。
歯ブラシ・歯磨き粉
機内で歯を磨きたくなった時にトイレでサッと歯を磨けるので快適です。
ちなみに僕は、無印良品で売っている半分に折り畳める歯ブラシを持ち運んでいます。
歯磨き粉も無印良品で買った小さいやつです。
汗拭きシート
汗拭きシートも歯ブラシと同様で、長時間のフライトを快適にしてくれます。
飛行機の中では当然お風呂に入れないのでお風呂の代わりとして役立ってくれます。
耳栓
機内で寝たい時に活躍します。
酔い止め
普段あんまり酔わない人でも持っていくことをオススメします。
海外出張の飛行機に乗っていると、以下の理由で酔いやすいからです。
- フライトが長い
- 時差で疲れる
- パソコンなどで作業をしてしまう
- 天候によってはめちゃめちゃ機体が揺れる
僕は普段あんまり乗り物酔いをしないんですが、以前国際線で気合を入れてパソコンで作業していたらゲロゲロに酔ってしまって長時間ずっとしんどかったので、酔い止めをすぐに取り出せるところに持っておくと良いです。
常備薬
サコッシュに入れておけば、出張中の食前・食後などに飲みたいすぐに取り出せるので便利です。
ペンとメモ帳
何かをメモしたい時に役立ちます。
今の時代メモ帳はスマホで代用できますが、海外では安全のためなるべくスマホを取り出したくないので、僕は紙のメモ帳を持ち歩くことにしています。
また、海外出張では何かしらの書類にサインを求められることがまぁまぁの頻度で発生するので、取り出しやすいところにペンがあると便利です。
飛行機は通路側を席を取る
長時間のフライトでは通路側の席の方が圧倒的に快適です。
僕の思う通路側の席のメリットを3つ挙げておきます。
メリット1. 広い
まず、シンプルに広いです。
通路側の方が通路に体をはみ出すことができるので、実効的なスペースが大きくて快適ですね。
メリット2. 気軽にトイレに行ける
通路側の席だと気軽にトイレに行けるというメリットがあります。
僕は以前に14時間のフライトで窓側の席(3列の窓側)に座ったんですが、トイレに行こうと思ったときに隣の席の人が2人とも寝ていた上に座席の前についているテーブルを出していたので、トイレに行くことができませんでした。
その時はたまたまコンディションが良かったので14時間トイレ我慢チャレンジに成功することができたのですが、二度はやりたくないチャレンジです。
今になって思うとオムツを履いておけば済んだ話なのですが。
メリット3. 乗務員さんとのコミュニケーションがラク
通路側に座ると乗務員さんと話しやすいので、通路側の席の方がオススメです。
飛行機の中はエンジンの音で常に少しうるさいですし、国際線で英語で喋りかけられると結構聞き取るのが大変なので通路側の方がラクですね。
それに通路側の方がCAさんに飲み物のおかわりのようなちょっとしたことを頼みやすいのも良いです。
ちなみに通路側のデメリットとして、
- 隣の人がトイレに行くときに動いてあげないといけない
- 窓からの景色が見えない
などはありますけど、どちらもメリットに比べると大したことではないですね。
というわけで、どうしても窓から見える景色を楽しみたい!という人以外は通路側の席を取ると良いです。
座席の変更は空港のチケットを発券してもらうところで係員の方に言うだけで簡単にできるので、
元々の席が窓側だった場合はトライしてみると良いです。
もちろん空席があった時に限りますが。
飛行機が混んでいない時は隣がいない席に変更してもらうことができる場合もあるので、とりあえず毎回席変更の打診をしてみると良さそうです。
聞くだけならタダですし、運が良ければ広々と席を使うことができます。
また、平日の便やお昼の便の方が週末の便や朝・夜の便より空いていることが多いので、予定が許すなら出張日程を上手く調整すると良いかもしれません。
各種SNSに登録する
各種SNSに登録してすぐ使えるようにしておくと友達ができます。
以前に海外出張で知り合った学生に「インスタやってる?交換しようよ!」って言われた時、当時はインスタをやっていなくて繋がりを残すことができずに少し後悔したことがあったので、そこから学びを得ました。
外国の人はTwitterよりもインスタをやっている人が多めなので、インスタをやっていると友達を作りやすい印象です。
時々インスタをやっていない人もいるので、念のためにWhatsAppとFacebookも用意しておけば完璧です。
余談ですが、以前僕が海外出張に行った時、空き時間に1人で街を散策していたら全然知らない2人組に「ねぇどこから来たの?友達になろう!インスタやってるなら交換しようよ!」と声をかけられたことがありました。
結局その2人とは一緒にスタバを飲みながらお話ししたという、何とも言えない面白い体験でしたね。
それ以外にも僕は今までに2回、海外出張中に街中で知らない人に声をかけられてインスタを交換したという経験をしていて、海外を歩いていると結構頻繁に知らない人に声をかけられるんだなぁと思いました。
冷蔵庫のあるホテルを予約する
海外出張をすると現地の美味しいお酒を飲みたくなるので、それを冷やしておくためにも冷蔵庫のあるホテルを予約しておくと嬉しくなれます。
現地でキンキンに冷えたビールを飲みたい人はぜひ。
冷蔵庫があればアイスなども冷やしておけるのも良いですね。
Google mapで出張する地域のマップをダウンロードする
出張する地域のマップをGoogle mapでダウンロードしておきましょう。
そうすることでオフラインでも地図を見られるようになります。
ちゃんと海外SIMまたはポケットWi-Fiを持っておけば海外滞在中にオフラインになることはないですが、オフラインでも地図を見られるようにしておくと安心です。
時計を現地時間に合わせる
時差ボケ対策のために、早めから現地の時間に合わせて行動すると良いです。
行きの飛行機に乗る頃から時差の調整をしていくと良いと思います。
タイミング良く昼寝をして睡眠時間を調整できれば完璧ですね。
病院に行く
海外出張は体力を使うので、出張の前に普段通っている病院に行って体調を整えたり薬をもらったりしておきましょう。
ちなみに僕は以前、海外出張に行く日の朝に整体に行こうしたんですが、予約がいっぱいで行くことができませんでした。
なので、出国前に病院に行けるようにちゃんと予約しておくと良いですね。
持っていく物
現地に捨てて行けるアメニティグッズ
アメニティグッズはできる限り現地で捨ててられる物を持っていきましょう。
帰る前に余った分を捨てると荷物が軽くなりますし、お土産のためのスペースを確保することもできます。
僕は長期出張の時は、ボディーソープ・シャンプー・リンスは大きいボトルに入っているものを持っていって、余った分は現地に捨てていくようにしています(地球環境には申し訳ないと思っています)。
HDMIケーブル
HDMIケーブルがあるとノートパソコンをホテルのテレビに繋いで仕事ができるので便利です。
特に普段大きい画面・二つの画面で仕事している人はノートパソコン1台だと窮屈に感じてしまうので、HDMIケーブルを持っていくことを強くオススメしたいです。
僕は普段は27インチのディスプレイを2つ使って仕事をしているので、13インチのノートパソコンの画面1つだと全然仕事が捗りません…
飛行機内での暇つぶし道具
飛行機内では基本的にはWi-Fiが使えないので、ネット環境なしでできることを準備しておくと良いです。
僕が寝ること以外でよくやっていることは
- 音楽プレイヤーを使って英語リスニングの練習
- 出張先での発表用スライドを見て心の中でプレゼンの練習をする
- 地球の歩き方などのガイドブックを読む
- ブログの下書きを書く(ちなみにこのブログの下書きは機内で書きました)
などです。
まぁ国際線だと座席で映画を見られたりゲームで遊べたりするので退屈で困るということはないと思うのですが、自分の好みに合うものがなかったときのために自分が楽しめる暇つぶしを用意しておくと良いと思います。
使い捨ての小さいスプーン
使い捨てのスプーンがあると、現地のスーパーでアイスやヨーグルトなどをホテルで食べたいと思った時に役に立ちます。
海外では日本みたいに無料でスプーンをくれることがないので、自分で持っていっておくと便利です。
普通にスーパーでも買えることには買えるんですが、言葉が通じない国でこういった小物(?)を入手するのは結構大変なので持参しておくと良いですね。
洗う手間を気にしないなら普通のスプーンを持っていっても良いかもしれません。
ゴールドカード
ゴールドカードを持っていると空港のラウンジが無料で使えるので、飛行機に乗るまでの時間を快適に過ごせます。
学生だとゴールドカードを持つのは難しいかもしれませんが、EPOSカードは家族がゴールドカードを持っていると年会費無料でゴールド会員になれます。
これを読んでいる学生の方は、家族がEPOSカードを持っているかどうか確認してみると良いですね。
タッチ決済機能付きクレジットカード
連続でクレジットカードの話ですが、海外の滞在ではタッチ決済のできるクレジットカードがある方が便利です。
というのも、時々タッチ決済か現金での支払いしかできない場合があるからです。
実際フィンランドでは、バスの支払いはタッチ決済か現金の2択でした(2022年夏頃の情報です)。
しかも現金での支払いは現金を取り出すのが面倒なだけでなく、1€程度カード払いより高かったです。
というわけでタッチ決済のできるクレジットカードを持っていっておくと良いですね。
ちなみに、ヨーロッパの多くの国では「クレジットカードといえばタッチ決済」という認識のようで、スーパーでもレストランでも会計をする度に「はい、ここにタッチしてね」みたいに誘導されるのですが、タッチ決済機能がついていないと毎回「すみません、その機能がついていなくて差さないといけないんです」と言わないといけないのがちょっと面倒です。
耳かき
個人的にあると良いと思ったのが耳かきです。
耳垢が詰まってしまった時に役立ちます。
以前僕は出張中に耳垢が詰まって、3日間くらいずっと片耳の閉塞感に苛まれてしまったことがありました。
出張の時は飛行機で耳栓を長時間使うからなんですかね、耳垢が溜まりやすいような気がします。
外国で耳かきを手に入れるのは少々大変ですし、そんなに大きな荷物ではないのでキャリーバッグの隅に潜ませておいても良いのかなと思いました。
ネックピロー
ネックピローは絶対に持っていきましょう。
「海外旅行 必要なもの」とかでググるといろんな人が必要だと言っているのでわざわざ僕が言う必要はないかもしれませんが、ネックピローがあるのとないのでは首の快適さが段違いなので書いておきました。
(飛行機に乗ると3割くらいの人がネックピローを持っていないのですが、彼らはどれだけ強靭な首を持っているのでしょうか。)
また無印良品の宣伝みたいになってしまいますが、僕は無印良品のフード付きのネックピローを使っています。
フードが少し長めになっていて目の下あたりまでカバーしてくれるので、アイマスクの代わりにもなってくれるのが良い点ですね。
おまけ&まとめ
おまけ(出張中にやっておくと良いこと)
最後におまけとして海外出張の間にやっておくと良いことを書いておきます。
海外に行くというせっかくの機会なので、ちゃんと覚えておけるように記録をつけると良いなぁと思います。
ツールは、日記・写真・動画など何でも良いですが、個人的には動画を撮ることを1番オススメしておきたいです。
動画を撮っておくことには以下の2つのメリットがあると思っています。
1つ目は広い範囲を記録できることです。
写真を見るだけだとその周辺に何があったかを思い出せないことがありますが、動画であれば周りの状況も一緒に記録できるのでよりたくさんのことを思い出せて嬉しくなれます。
2つ目は音声も拾うことができることです。
僕は最近、旅行などに行った時には時々動画を撮りながらを実況するようにしています。
実際に喋っていることは、
- それはどの場所で撮ったものなのか
- なぜその動画を撮ろうと思ったのか
- 景色を見ながらその時にどんなことを思ったのか
- 食べ物を食べながらどんな味がするのか
などです。
やっぱり美しい景色を見た時の感動はなかなか写真だけからは味わえませんし、食べ物の味も時間が経つと忘れてしまうので、それらを音声付きの動画として記録しておくと後から見返した時により鮮明に記憶を呼び起こすことができて良いです。
まとめ
というわけで今回は、海外出張で快適に過ごすための準備についてでした。
色々書きましたが、特に覚えておいてほしいと思うことは
- サコッシュが便利
- 飛行機では通路側を席を取る
- インスタを始める
- HDMIケーブルを持っていく
- 出張中は動画を撮っておく
の5つです。
今は中々出張に行きづらいご時世で残念ですが、情勢が落ち着いて気軽に出張に行ける世の中になってくれると嬉しいですね。
本記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
それではまた!
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